イスタンブールも最近急に冷えてきました。寒いです。でも街を引っ付いて歩く彼らはちょっとあったかそう。
トルコに来た事のある方はご存知かと思いますが、日本と比べるとも同性同士、特に男性同士の距離が日本よりもものすごく近いです。
友達同士で腕組んで歩きます。
酔ってなくても肩組んで歩きます。
抱き合って両ほほを寄せ合うタイプのトルコ式挨拶は男性同士でもします。
そして話す時の距離がなんだか近い。スペースがあっても半径30cmくらいのところで話してるところをちょいちょいみます。顔が濃いのも手伝って、夏に見かけるとで少々暑苦しい。。。先日は高校生くらいの子3人組が腕を組んで歩いていました。
皆が皆、いつもそう、という訳ではありませんが、老いも若きももそんな距離感なので、スキンシップの少ない日本人の感覚からするとちょっと異様。さすがにもうなれたけど、始めて見た時はびっくりしました。「なんか、オープンな国なのかなぁ」と。。
語学学校の先生曰く、トルコでの同性愛者に対する認識としては同性愛者が罰せられるなんてことはないし、差別されることも早々ないけれど、カミングアウトする人はそんなに多くないそうです。そういう背景もあってか、腕を組む姿はしょっちゅう見かけても、男性同士では特別な関係でしかしないしないという、手をつないで歩く姿はあまり見かけないです。
それにしても女の子同士で腕を組んだり、手をつないだりという光景は個人的にはみていて、「かわいいなぁ」と思えるのですが、男性同士だと別にそうは思えない…「そんな光景見たくない!」という訳ではないし、見慣れた光景になったけれど、そこの感覚はやはり変わらないもののようです。