外国に暮らすのがはじめてな自分としては「あー、日本はこの辺りの文化と違うんだな…」と改めて実感する事がちまちまあります。
先日、休み時間に日本人の先輩にすれちがったので
「あー、ど〜も〜」と会釈。先輩も会釈。
すると隣にいたボスニア・ヘルツェゴビナ出身の友達がちょっと驚いた顔で
「日本人は普通の時でも頭をさげるの?」ときいてきました。
日本のおじぎに対する認識は外国、特に欧米とかなり違うものだとは聞いていたけど、
彼らにとっては会釈もおじぎと変わらないんだなぁ。。としみじみ思う出来事でした。
そういえばトルコ人の友達の「日本人と初対面の挨拶をする時っておじぎってどうしてもしなくちゃだめかな?」という問いに「おじぎってわけではなくて、軽く頭を下げるだけだよ」と応えたら、かなり渋い顔。
日本人の感覚だと土下座みたいなものなのか。。
もう、程度に関係なく「頭を下げる」という行為自体が「屈服」というイメージになっている感じがします。
生まれも育ちも日本な自分としては体に染み付いているので、無意識にやってしまっているような気がするのだけど、された方としてはなんだか奇妙な感じがしていたのかもなぁ。と思いなんとなく意識してしまう今日この頃です。